もうすぐクリスマスですね!
お子さんへのプレゼントの準備は済んでいますか?
クリスマスの朝の“鋭い質問”への準備は、どうですか?
「おかあさん、サンタさん見た?」
「これ、本当にサンタさんが持って来てくれたのかな?」
「サンタさんって本当にいるのかな?」
そんな問いを投げかけられたら、どうしますか?
自分の子ども時代を思い起こしてみても、サンタクロースって、子どもにとって最大のミステリーではないかと考えるわけです。
それを利用しない手はない、と思うのですが、いかがでしょうか。
サンタさんに関しては、以前別のブログでまとめたことがあります。
なぜサンタクロースはクリスマス・イブにやってくる?《その1》
なぜサンタクロースはクリスマス・イブにやってくる?《その2》
ざっと見ていただけば分かる通り、サンタクロースっていろんなアプローチができるんです。
欧米の歴史、広告の歴史、地政学的観点……とても面白いです。
でも、このサイトとしては、「子どもの将来・その3」で触れたように、
小さい頃から、目に見えないもの、抽象的なものの認識能力を上げておこう、
というアプローチをしたいと思います。
この有名な本の登場です。
『サンタクロースっているんでしょうか?』(偕成社)
ご存じのように、19世紀末のアメリカはニューヨークに住んでいたバージニアという少女が、「サンタクロースって、ほんとうにいるんでしょうか?」という質問をニューヨーク・サンという新聞に送り、その新聞が社説で回答しました。
この本は、その社説の翻訳です。
もし“鋭い質問”が25日の朝にやってきたら、一緒にこの本を読んでみてください。
20年くらい前かな、本関係の仕事をしている叔父が、
「これ、いい本だから」
と言いながらプレゼントしてくれたのですが、その時は、正直言って、
「きれいごとだな」
と思いました。
「そうです。バージニア。サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではありません。
この世の中に、愛や、人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです」
とか言われても、
「いやあ、あなたがそう思うのは勝手だけどさ」
そんな気分でした。
それが……この歳になって、子どもの親となって読むと、ジーンとくるんですね、不思議と。
「サンタクロースがいなければ、人生のくるしみをやわらげてくれる、子どもらしい信頼も、詩も、ロマンスも、なくなってしまうでしょうし、わたしたち人間のあじわうよろこびは、ただ目にみえるもの、手でさわるもの、かんじるものだけになってしまうでしょう。
また、子どもじだいに世界にみちあふれている光も、きえてしまうことでしょう」
ちょっと早いですが、メリー・クリスマス!
【追記】2013.12.7
上で紹介している別ブログのエントリ
なぜサンタクロースはクリスマス・イブにやってくる?《その1》
なぜサンタクロースはクリスマス・イブにやってくる?《その2》
では自信がなくて結論が出せなかったのですが、今回はなんとか結論らしきところまでたどり着きました!
「まとめ」というものをやってみたかったのと、引用が多いという理由から、このブログではなく外部のサービスNAVERまとめに書きました。
なぜサンタクロースはクリスマスにやってくる?
ご高覧いただけましたら幸いです。
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