2007年03月

冷え対策(5週3日)

 寝込んで、
〈からだが妊婦のからだに生まれ変わった〉
という感覚を味わったものの、じゃあ、何をすればいいのか、というと、見当もつきませんでした。

 マタニティウェアを着る?
 おなかはまだほとんど出ていないので、ピンときません。

 食べ物や食べ方を変える?
 まだつわりらしき症状はないし、もともと妊娠しやすいからだになるため食べ物に気をつかっていたので、新しくはじめる必要があるのは、水銀対策くらいかなあ。

※水銀対策
魚介類は、食物連鎖の過程で、自然界に存在する水銀を体内に蓄積するため、なかには水銀濃度が高いものがあります。そのため、胎児に影響を与えないよう、妊婦は水銀濃度が高い魚介類を食べ過ぎないように注意する必要があるとされています。
厚生労働省が作成した「これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと」というパンフレットがあります。

 妊婦向けサイトを見てまわってわかったのは、妊婦はからだを冷やしてはいけない、ということ。
 冷え対策なら、任せてください。
 妊娠する前から、冷えは切実な問題でした。
 20代のころは冷えなんて感じませんでしたから、やっぱりトシのせいなんでしょうね。

 どのくらい冷えに悩んでいたかというと――

 職場へは、ひざ掛け持参。
 冬場は、さらにレッグウォーマー着用。

 真夏も素足をさらさず、
 冬は自宅で常時、指先をカットした古い手袋をする。

 そんな生活でしたから、冷え対策のツボは心得ています。
 からだを温めるのに効果的なのは、首と手首と足首を温めること。
 プラス、大事なおなかを冷やさない。

 というわけで、早速、ネットでお買い物です。
 シルクの腹巻を2枚、アームウォーマーを2組、レッグウォーマーを1組、買い足しました。
 腹巻は、妊婦用のものでなくてもかまいませんが、きつい場合もあるので、サイズをよくたしかめたほうがよいと思います。
 アームウォーマーは、二の腕から手の甲をおおう物。
 私は寝るときに愛用しています。
 寝相が悪いせいか、パジャマの袖がすぐまくれあがってしまうので……トホホ。
 レッグウォーマーは寝るときだけでなく、昼間も必需品です。

 妊娠がわかり次第、速やかに冷え対策を講じるあたり、高齢出産のメリットと言えますね、と言いながらも、なんか、負け惜しみを言っているような気もします。
 ま、いいか。

寝込む(5週2日)

 この週は、珍しく仕事の多い週でした。

 妊娠が確定したあと、家に帰って仕事の続きをして、なんとか納品。
 次の仕事にとりかかりました。

 ところが翌日、眠たくてしょうがないのです。
 どこかが痛いとか、気分が悪いとか、そういう症状はなく、ただひたすら眠い。
 飲んだことはありませんが、睡眠薬を飲むと、こんな感じになるのでしょうか?

〈これはヘンだ〉
と感じたので、その翌日に予定していた夫の実家の墓参り(車で片道3時間)をキャンセルし、早めに布団にもぐりこみました。

 一昼夜、眠りつづけました。

 幸い、ひどい眠気は消え、体調は元に戻りましたが、なにかが違うのです。
〈自分のからだが、自分のからだでなくなった感じ〉
といえばよいのでしょうか?
〈深い睡眠によって、からだが妊婦のからだに生まれ変わったのだろう〉
と感じました。
 そんなことが科学的にありうるのかどうかは知りませんけど。

 妊婦のからだになるということがどういうことかも、よくわかりませんでしたが、わからないなりに、漠然と、
〈少しずつ生活のペースをゆっくりにしていかないといけないのだろうな〉
と思いました。

プロフィール

渡辺リエラ
1969年東京生まれ。1988年東京大学文科1類入学。1992年東京大学法学部卒業。出版社勤務、専業主婦を経て、現在、別名義にて大学講師などとして活動中。2007年7月第1子「みーちゃん」誕生。
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