2008年09月

マタニティヨガ開始(24週2日)

 運動不足も気になるし、そろそろ出産にそなえて体力をつけておかなくてはいけないし。
 お散歩(お散歩しよう(23週4日)を見てくださいね)にプラスして、マタニティヨガのコースにかよいはじめました。
 週1回60分で12回。
 しめて4800円。
 なんと1回あたり400円という安さ。
 民間のヨガ教室だと、1回あたり2000円とか3000円するのに、驚きの値段です。
 さすがは区の施設。
 まあ、たしかに設備は古いし、更衣室は狭くて臭いけど、この値段だったら気になりません。
 しかも、家から近い。
 近いと行っても徒歩20分ですが。

 徒歩20分は妊娠前のタイム。
 24週にもなると、おなかが大きくなっている分、なかなかからだが前に進まず、30分かかりました。
 ギリギリに到着してスタジオ(という名のだだっ広い部屋)に入ると、たくさんのおなかの出っ張った女子がマットを敷いて座っていました。
 20人くらいいたでしょうか。

 ヨガ自体は、難しいポーズやきついポーズはほとんどなくて、ストレッチ運動に毛が生えたくらいのものでした。
 その程度でも、けっこうからだにはいい刺激になりました。
 ほんと、運動してなかったんだな、と実感しました。

 問題は、終わったあとなんです。
 着替えて受付近くのラウンジ(という名の、椅子とテーブルが並んでいる場所)で、持参したルイボスティーを飲んでいると、同じクラスに出ていた女性が隣りに座ったんです。
 なんで同じクラスに出ていたとわかるかというと、おなかが出てるから。
 向こうもかあさまのおなかは視界に入っていると思うのですが、知らん顔。
〈愛想悪いなあ〉
と思いながら、ちらっと顔を盗み見ると、なんとなくデジャヴューな雰囲気。
 知り合いというわけじゃないんです。
 ただ、
〈こういう人、いるいる〉
という感じ。

 女子校(に限らないかもしれないけど)みたいな女性の集団があると、だいたい、グループがいくつかできますよね。
 その中でも、クラスに1つ2つとか、目立つグループがあって、そういうグループってだいたいリーダーがいるんです。
 そのリーダーの意向で、グループの言動が決まっていく。
 目立つグループですから、クラスの意志もそのグループに左右されたりするわけで、結局、クラスの意志も、リーダーの意向に左右されるわけです。

 そういう子って、自分に自信があるか、(本当は自信がないからかもしれないけど)少なくともそういう態度をとっています。
〈私がこのクラスの中心よ〉
という顔をしている。
 「女王さま」です。
 彼女の覇権を認め、下手(したて)に出る子としか話さない。
 彼女を無視したり、対等に付き合おうとしたりする子には、自分からは絶対に話しかけない。

 たぶん、かあさまは、女王さまに、
〈コイツ、私を無視しているわ。とんでもないわ。非常識だわ!〉
と思われたんでしょう。
 別に無視したつもりはないんですけど。
 ただ、クラスが終わってからスタジオで群れていた輪に入らず、トイレに直行しただけで。
 だって、はじまる前にトイレ行けなかったんだもん。

 まあ、ここで友だちつくろうとも思ってないし、まあいいや、と思いながらも、ちょっと気になったりして、知らん顔しながら耳ダンボになってました。
 女王さまとお仲間たちは、どうやらこれから一緒にランチしようという話になっている模様。
 哀れな犠牲者が女王さまに吸い寄せられてきました。
「私もお食事に行っていいですか?」
「いいわよ」

 うわあ、許可を求めてるよ~
 うわあ、許可したよ~
 うーん、人間関係って大変だあ!

 かあさま、東大に行って一番良かったと思っていることは、実は、これなんです。
 その場の空気に逆らった動きをしても、許されること。
 許してもらってはいないのかもしれないけれど、
〈あの人、東大出で変わってるから、しかたないわ〉
〈あの人、東大出の、勉強しかできないかわいそうな人なの〉
と、ほっといてくれること。
 自己紹介すれば必ず、ほっといてくれるとわかっているから、そもそも自己紹介すらせずに、勝手に単独行動もとれるわけで。
 これ、気楽ですよ。
 人恋しくなったら、耳ダンボになればいいし。
 性格悪いって?
 ほんと、そうですね。
 すみません。

胎動が少なくてドキッとする(23週5日)

 この日はあまり胎動を感じませんでした。
 とくに動き回ったわけでもなく、いつもどおりの生活だったのですが。
 胎動がはっきりしてきたところだっただけに(胎動に意志を感じる(23週3日)を見てくださいね)、なんとなく心配。
 そうなんです、健診などを別にすれば、胎児が生きているかどうか、異常がないかどうかは、胎動の有無でしかわからないんです。
 これだけ科学技術が発達しているんだから、どうにかならないんでしょうかねえ~。
 たとえば、妊婦になると自動的におなかが、水族館みたいにガラス張りになるとか。
 ……。
 あほか。

 心配ばかりしていてもしかたないし、胎教にも悪いので、こんなふうに、なるべくそのことは考えないようにして、のんびり過ごします。
 胎教って、要は、妊婦の不安やストレスは胎児に伝わってしまうから、妊婦はできるだけおだやかで安定した気分でいましょう、ということなわけで。

 そうは言っても、もうすぐ助産院での初健診。
 それまでは、ちょっとドキドキです。

プロフィール

渡辺リエラ
1969年東京生まれ。1988年東京大学文科1類入学。1992年東京大学法学部卒業。出版社勤務、専業主婦を経て、現在、別名義にて大学講師などとして活動中。2007年7月第1子「みーちゃん」誕生。
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