この日はおなかがすいて、すいて、たまりませんでした。
食事が終わって30分もたたないのに、キューっとおなかが減ってきて、食べることしか考えられなくなります。
で、結局5回も食事をしてしまいました。
翌日以降しばらく、その状態が続いたので、
〈そうかあ、私は“食べづわり”なんだあ〉
と思っていたのです。
でもね、よく考えてみると、“食べづわり”とは、おなかが減ると吐き気が起こるため、常時なにか食べる物を口に入れていたくなる症状のことです。
思い出してみると、私、おなかが減って吐きたくなったこと、一度もなかったんです。
満腹のときに比べると、ちょっとムカムカ感が増していたような気もしますが、基本的には、やたらとおなかがすく、というだけ。
〈これって、単なる食べすぎだったの?〉
〈暴食の言い訳に“食べづわり”を使っていただけだったのかも〉
体重が増えすぎて食事制限に苦しんでいる27週の現在、そう思わずにいられません。
ただ、妊娠によって突然、お酒もタバコもダメな生活に投げ込まれたストレスを、食べることで解消していた気もするんですよね。
だとすると、ある程度はしかたないのかなあ、とは思います。