2007年08月

母子手帳をもらう(12週5日)

 この日は、助産院が提携している総合病院での、初めての健診がありました。
 そう、例の紹介状(紹介状を書いてもらう(10週1日)を見てください)を持って、行ったんですよ。

 この日の超音波写真では、みーちゃんたーちゃんは、人間らしいというか、いわゆる赤ちゃんらしい姿になっていました。
 大きさは67mm。
 もっとも、これはCRL(頭殿長)と言って、胎児の頭からお尻までの長さです。
 身長は100mmくらいですかねえ、脚の長さが入りますから。
 だいぶ大きくなりました。
 でも、出てくるころにはこの5倍くらいになっているわけで、まだまだ大きくなってもらわなきゃいけません。

 無事転院でき、落ち着いたので、母子手帳をもらおうと、帰りに出張所に寄りました。
「母子手帳をください」
と、窓口で言ったら、
妊娠届は提出されましたか?」
 妊娠届?
 なんじゃ、それ?
 どうやら、妊娠したという届けを出さないと、母子手帳をもらえないらしいんです。
 妊娠という、どちらかというとプライベートな事柄をいちいち役所に届けるなんて、ピンとこないなあ、と思いましたが、まあ、そこはこだわるところじゃありません。
 さっさと用紙に記入して、母子手帳をゲットしました。

 家で封筒を開けてみると、母子手帳以外の冊子がいくつか入ってました。
 読んでみると、ちょっとした育児書という感じで、ためになりましたが、後ろのほうに、粉ミルクメーカーとか教材の会社の広告が入っているんですよね。
 役所で配っているのに、ちょっと意外。
 広告を出してくれている会社に不利益なことは書かないだろうし、ちょっと気をつけて読まないといけないな、と感じました。

赤ちゃん学って何?(11週2日)

 とうさまの買い物に付き合って、ぶらりと入った本屋さん。
 棚を眺めていて、あるタイトルが目に留まりました。
『赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識』(産経新聞「新・赤ちゃん学」取材班著、新潮文庫)

 「赤ちゃん学」なんて言葉、初めてお目にかかります。
 でも、なんとなく面白そうです。
 それに分厚い育児書を買う気はないけれど、これなら、文庫本だから気軽に読めそう。

 早速購入して読みはじめたら、ほんとにすいすい読める!
 最先端の研究成果がたっぷりと盛り込まれているから、「へえ」とか「そうなんだあ」と驚くことばかり。
 読めば読むほど、先を読みたくなります。
 かと言って、難しい専門書ではありません。
 新聞の連載をまとめた文庫本だから、とても読みやすいんです。

 「へえ」と思ったところ、あっちこっちにマーカーで線を引きましたが、一番「へえ」と感動したのが、母乳を飲むという動作によって赤ちゃんの口のまわりの筋肉が発達する、ということ。
 赤ちゃんは、ただ乳首をチューチュー吸っているのかと思っていましたが、そうではないんですねえ。
 いろんな筋肉を使って、かなり複雑な動きをしているのだそうです。

 一方、哺乳びんでミルクを飲むのはラクだから、口のまわりの筋肉は発達しにくい。
 そのため、あごの発育が悪くなり、大きくなってから、噛み合わせや歯並びが悪くなりがちなのだとか。

 びっくりです。
 母乳を飲むという動作自体に、そんな意味があるなんて。
 母乳で育てたい、という気持ちが初めて湧いてきました。

プロフィール

渡辺リエラ
1969年東京生まれ。1988年東京大学文科1類入学。1992年東京大学法学部卒業。出版社勤務、専業主婦を経て、現在、別名義にて大学講師などとして活動中。2007年7月第1子「みーちゃん」誕生。
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