とうさまの誕生日祝いを兼ねて、結婚披露宴をしたレストランで食事をしました。
妊娠してから初めてのフルコース。
ワインを飲めないのは残念ですが、ランチだったので、あまり気にならず。
というか、酒なしでも満足できるように、わざわざ明るい時間帯を選んだ、というのが真相です。
かあさまは、頑張ってるのよ~、みーちゃんたーちゃん!(涙、涙)
実は、そこまで無理して食事に行く必要もないかなあ、と思っていたのですが、あとから思えば、行っといて良かったです、ほんとに。
だって、生まれたら、“夫婦でゆっくり食事”なんてできないもん。
もっと言えば、
(山の向こうに呼びかけるような大きな声で)
「旅行に行っておけばよかった~~~」
1人1泊2食で3万円とかそれ以上の、高級なお宿で“しっぽり”というのを産前にやっておきたかった。
だって、あと20年くらいは行けないでしょう。
子連れの旅行自体はもう行けるし、実際行きました。
でも、子連れ専用ペンションです。
もちろん、いいところでしたよ~。
また行きたいくらい。
でも、当分は旅行と言えば、水着を着て浮き輪を腰に巻いた子どもたちがロビーを走り回っているナントカ温泉ホテルとか、そういうところに泊まることになるわけで。
川のせせらぎの音しか聞こえない静かな部屋で、繊細に盛り付けられた会席料理を、日本酒をつつつ、と口に含みながらちょびっとずついただいていると、女将が挨拶に来てくれて……なんて旅は、当分無理でしょうねえ。
子どもが独立するとか、せめて、
「どうせ部活で遅いし、メシなら自分でなんとかなるからさ、おやじとのんびりしてこいよ、おふくろ」
なんて気を遣ってくれるくらいにならないと。
そんなこと、わかっていたんですけどね。
でも、ほら、とうさま、会社辞めちゃったでしょ(とうさまが会社を辞める(15週0日)を見てください)。
かあさまが妊娠したというのに。
先行き不透明というか、不安というか、ちょっと、優雅に旅行する気分にはなれませんでしたね。
つくづく、マイペースなとうさまが恨めしい……。