7月21日(日)、神奈川県相模原市にある知人の知人Nさんの田んぼにおいて、草取りイベントを実施しました。
6月に田植えをした、あの田んぼ(《田植え&稲刈り体験》田植えイベントを開催しましたを見てください)です。
参加したのは3家庭。
大人6名、年長組を中心に赤ちゃんから小3まで、子ども6名。
田植え当日に、子どもの体調不良や幼稚園の行事で来られなかった人優先で日程を決めたため、少人数での開催となりました。
田植え後も、週一ペースで田んぼの様子を撮って送ってもらっていましたが、実際に見ると稲の成長に驚きます。
たまたま私たちのイベント用の田んぼには草が少なく(田植えのタイミングの問題らしいです)、ほとんど遊びに行ったようなものでした。
Nさんは、子どもたちが裸足で田んぼに入って行きやすいように、錦鯉の稚魚(4cmくらい)300匹を田んぼに放してくださっていました。
稚魚やカエル(体長2cmくらいできれいな緑色)、オタマジャクシを、目を皿のようにして探したり、キャーキャー言いながら、大人が網に入れてくれたのをバケツに移したり、大盛り上がりでした。
子どもたちが楽しみにしていると知って、ザリガニを取っておいてくださったので、観察したりつかんだりしました。
初めてなのに、しっかり持てた子どももいましたよ。
困ったのは、裸足で田んぼに入ったというのに、田植えのとき以上に、足を泥から抜く時に力がいるのです。
いえ、本当は力はいらないのかもしれないのですが、水が少なくなっている分、さらに足底ががっちりと泥にはまってしまう気がしました。
何度かご紹介している『たたずまいの美学――日本人の身体技法』(矢田部英正著、中公文庫、→私のオススメ・その9をご覧ください)を参考に、爪先に体重をかけて、膝を曲げて、足を持ち上げずにソロソロと動こうと心がけたのですが(《田植え&稲刈り体験》田植えイベントを開催しましたを見てください)、足を持ち上げずには、前進することができませんでした。
歩くって、難しいんですね。
田んぼの脇でお昼を食べた後、地域センターに移動して、凧作りを教わりました。
Nさんは実は、相模の大凧の保存会のメンバー。
要は凧名人なわけです。
そんな名人が紙や竹を加工し、調整し、「風さえあれば100%あがる凧」を誰でも作れるように、準備してくださいました。
これがかなり凄くて、N名人が紙飛行機を作ったらどんなのができるんだろう、と妄想しちゃうほど。
その名人が、幼児でも作れるようにいろいろ細工をしてくださったので、感謝、感謝です。
紐の処理はけっこう難しかったけれど、工作得意な大人なら楽勝だと思います。
で、なかなか良い風が来ていたので、田んぼに戻って、あぜ道であげました。
辺り一面が田んぼなので、電線もなく、のびのびと高くあげることができましたよ~
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