「この1年にやった地震対策」に、今日からやろうと思っている対策を1つ追加します。
ダイヤモンド・オン・ラインの「首都圏に蔓延する地震不安は“知識”では拭えない 釜石市3000人の子どもを救った「避難3原則」に学べ――片田敏孝・群馬大学大学院教授インタビュー」という記事を読んで、思いついたことです。
まず、片田先生が釜石の子どもたちに伝えたことは「避難3原則」と呼ばれています。
「想定を信じるな」
「その状況において最善を尽くせ」
「率先避難者になれ」
インタビューの中で片田先生は、
この「避難3原則」は既定の教育路線から外れているものなので、子どもたちにとっては受け入れがたいものだったと思います
とおっしゃっています。
大人にとっても、抵抗があるというか、「えっ、どういうこと?」と問い返したくなるような内容です。
そうした難しさに加えて、みーちゃんは現在4歳です。
話してきかせても、まだ理解できないんじゃないか。
理解できたとしても、かえって危険なことにならないか。
たとえば、
「一番に逃げなさい」
と教えたら、他の要素を考慮することなく、それを実行に移し、猪突猛進、ガラスに突撃して血だらけになるんじゃなかろうか(みーちゃんはいのしし年です)。
そう思ったので、ここはやっぱり大人が見本を示すのがいいのではないか、という結論に至りました。
たとえば、最近よくある小さな地震。
「あー、揺れてるねー」
と言いながら、そのまま食事を続けるのではなく、
仮に震度1くらいのかすかな揺れであっても、
「地震よ! みーちゃん、テーブルの下に隠れましょう!」
と言って、親が率先してテーブルの下にもぐるのです。
「そんな、めんどくさいこと…」
心の中でそうつぶやいたアナタ。
その姿勢がダメなんです。
すぐ意思決定する、すぐ行動する――これを子どもの意識に刷り込む必要があるんだと思います。
出先ではかなり恥ずかしいことになりそうですが、その程度の恥で子どもの命を救えるかもしれないのです。
さあ、ご一緒に腹をくくりましょう。
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