2010年01月

7月7日の献立

  • ご飯
  • ほうれんそうとなめこのお味噌汁
  • 切干大根
  • なます風
  • 小松菜と桜海老の炒め物
  • 玉ねぎとトマトの黒酢かけ
  • きゅうりの浅漬

トマトスープの謎(37週3日)

 前日(薄味の副作用(37週2日)を見てください)の続きで、塩分の話。
 塩分控えめの食事って、ほんと味気ないんです
 いわゆる病院食のイメージですね。

 じゃあ、塩以外の何かで味をつければいい
 そう考える人もいるでしょう。
 かあさまもそうでした。

 味噌?
 醤油?
 ダメです。
 どちらにも「塩分」が入っています。
 かあさまが助産院に入院したときなんて(入院する(35週1日)を見てください)、お味噌汁を飲ませてもらえなかったんですよ!
「それじゃあ、かわいそうよね」
と、内緒で(裁量で?)お味噌汁を出してくれた助産師さんもいたのですが、出てきたのは水で薄められたお味噌汁でした(涙)。
 もともと助産院の食事は薄味なのに……。
 まあ、これだけ足がむくんでいるから、当然の扱いなのですが。

 でも、おいしい物が食べたい
 どうしよう?
 「塩分」つまり塩化ナトリウム以外に、「塩味」のする物質って、あんまりないみたいですね。
 味の素から出ている「やさしお」という塩は、塩化ナトリウムを1/2にして、代わりに塩化カリウムを加えることで、塩分を通常の1/2にカットしているのだそうです。
 今ならそれを使うのもアリだと思いますが、残念ながら当時はまだ発売されていませんでした。

 そこで、かあさまが注目したのが、トマトです。
 「おいしい」と言えば、「うまみ」。
 昆布とか鰹節です。
 「うまみ」成分というのは、主に「グルタミン酸」と「イノシン酸」なんだそうですが、トマトには「グルタミン酸」が豊富に含まれています。

 それを知って試したのが、「トマトスープ」でした。
 当時の献立メモに頻繁に登場するのです。
 「塩味」がダメなら「うまみ」でカバー、ということでしょうが、困ったことに、どんなもんだったか、よく思い出せないのです。
 ドライトマトを刻んで、みじん切りバジルを入れて、玉ねぎとかと煮込んだ気がしますが……。
 思い出せないということは、あまりおいしくなかったんでしょうね……(だから、献立365日には入れていないのです)。

 今作るとしたら、少量のオリーブオイルでニンニクを炒めて、玉ねぎ入れて炒めて、パプリカ入れて、完全に火が通って、くたーっとなって甘みが出てきたら、ズッキーニとトマト(生でも缶詰でもOK)とみじん切りバジルと少量の塩入れて、水ちょっと足して、ズッキーニに火が通ったら出来上がり、という感じかな。
 スープというより野菜煮込みですが、今2歳のみーちゃんたーちゃん、これ大好きです。
 ということは、授乳中ベビーにも、授乳ママにも、胎児にも、妊婦にも、いいのでは?
 どうでしょうね?

プロフィール

渡辺リエラ
1969年東京生まれ。1988年東京大学文科1類入学。1992年東京大学法学部卒業。出版社勤務、専業主婦を経て、現在、別名義にて大学講師などとして活動中。2007年7月第1子「みーちゃん」誕生。
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