生後84日 「母乳足りないんじゃない?」で書いたように、まずは、助産院に相談の予約を入れた私、かあさま。
ようやくその日がやって来ました。
まずはみーちゃんの体重計測。
4552gしかありません。
前回の計測日から、1日平均12gしか増えていない計算になります。
「ミルクを足して」
と言われました。
「足してます」(生後75日 ミルクを足してみたを見てください)
と答えました。
その日の助産師さんは、比較的若い助産師さんでした。
(お産の前と異なり、産後は、院長先生以外の助産師さんがみてくれることが多かったです。)
あまりおしゃべりをしない方で、物静かなようでもあり、ボッーっとしているようでもあり、ちょっと不思議な雰囲気を漂わせている方でした。
その方が、じ~っと考え込んでから、口を開いたのです。
「母乳は湧き出るように出ているんだけど、飲み方が下手なの。舌癒着って知ってる?」
「は? ぜ、ぜつ?」
「ベロの下がくっついちゃって、うまくおっぱいが飲めない赤ちゃんがいるの。
みーちゃんがおっぱい飲むのが下手なのは、ひょっとしたら舌癒着症のせいかも。
ほっぺの赤いシミも、そのせいかもしれない。
まあ、もしかしたら、せっけんを使わないからかもしれないし、乾燥したからかもしれないし、ママが卵や乳製品や大豆を食べたせいかもしれないけどね」
ご存じない方が多いと思いますので、説明します。
舌癒着症というのは、舌の位置が前過ぎて、鼻からスムーズに呼吸できず、常時酸欠状態にあるため、顔色が悪い、おっぱいの飲みが悪い、からだが突っ張っている、かんしゃくをおこす、冷え性、などの症状を示す病気です。
病気といっても、大半の医師は知らないか、病気と認めないか、というビミョーな“病気”です。
詳しくは、「舌癒着症」で検索を。
上位に表示されるであろうサイトについてご説明します。
親子のための舌癒着症情報
「Web制作、編集、ライターを本業と」しているパパによるサイト。お子さんとママが手術を受けたとのことだが、手術肯定派に偏りすぎず、中立的であろうとしている、良心的でバランスのよいサイト。
舌癒着症の子供を持つ医者による 乳幼児・小児の舌癒着症 情報サイト
そのまんまです。情報量は十分とは言えないが、プロの眼が頼もしい、必読サイト。
舌癒着症相談室
07年当時の情報源はこちらのサイトしかなかった記憶があります。当事者による草分け的サイト。うちはこちらのサイトを見て、手術実施を決定しました。
奥山医院「表情の変化」
舌癒着症の治療をしている数少ない医療機関の一つによるページ。治療者発信情報という点で客観性に欠けるかもしれないけれど、要注目のページ。
「術後には美的方向へ顔面が変化していることが判明した」とのこと。
え? 美人になれるの~?
ほ~ら、目の色、変わったね(笑)。
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