東大法卒41歳ママ日記 - 幼児教室や塾に通わなくても、お金をかけなくても、子どものためにやってあげられることは、きっとあるはず。 東京大学法学部を卒業して19年、その間に見たこと聞いたこと考えたことを総動員して取り組む、初めての育児の記録です。

　助産院の初健診で、
「おなかが冷たい。胃が冷えてるのが気になるなあ」
と言われ、
〈まさか！　あれだけ冷え対策していたのに……〉
とショックを受けたかあさま（助産院で初健診（25週0日））。
　この日はさらなる冷え対策のため、大都会新宿をさまよいました。

　まずはスパッツの買い足し。
　まだ寒い時期からスパッツを買って、マタニティ用タイツの代用にしてましたが（スパッツを買う（18週5日）を見てください）、暖かくなってきたので、もうタイツはおしまい。
　スパッツを買い足しました。
　これを重ねばきしたり、サイズ大きめのマタニティパンツの下にはいたりするわけです

　お次は、綿麻素材のストール。
　冷え対策（5週3日）でもお話ししましたが、からだを温めるのに効果的なのは、首と手首と足首を温めること。
　暖かくなると胸元が開いた服が増えてくるので、首が冷えないようにストールを巻きます。
　春らしい生成り色のストールもいいな、と思いましたが、先日の両親学級（両親学級（25週3日）を見てください）で、鮮やかな色合いのゆったり服に黒いストールを合わせて引き締めている、すてきな臨月妊婦さんがいたので、真似をして黒を選びました。

　さらに、ワンピース。
　通りがかった店で鮮やかなロイヤルブルーのワンピースを発見。
　キャミソールタイプなので、タートルネックのカットソーとかＴシャツに重ね着できます。
　シルエットは、ウエストはおろか、胸元の絞りもなく、たっぷりの生地がふわっと身体を包んでくれる感じ。
　これなら、どれだけおなかがふくらんでも、着られないということはないはずです。
　と言うと、まんまるオデブちゃんになっちゃいそうですが、生地が薄くて若干光沢もあるので、すごく軽やか。
　風を身にまとう感覚です。
　素材は綿＋絹なので、真夏も涼しく着られるはず――と夢中になって語ってきましたが、これは冷え対策とはまったく関係ありませんネ。
　単なる衝動買いでした。

　脱線ついでに。
　初めてこのワンピースを着てとうさまと外出したときのこと。
　とうさま、開口一番、
「サッカーファンになったのか？」
〈？？？〉
　よくよく眺めてみると、このワンピースの柄、抽象的というかなんというか、要するに円をベースにしていて、サッカーボールに見えないこともない。
　で、色は鮮やかなブルー。
　まんまるオデブちゃんにはならなかったものの、以来、このワンピースを着ると、まんまるボールになって、ころころ転がっているような気分になりました。