この日、みーちゃんの左頬に、立体的な赤いシミができていました。
「これが噂のアトピーか?」
とも考えましたが、アトピっ子の友人の肌は、もっとカサカサしていたような気がします。
「お肌がベタついている、ということ? じゃあ、これはニキビかな?」
と安易に考えて、まずは乾かしてみました(具体的には、せっけんを使って丁寧に洗って、保湿をしませんでした)。
しかし、悪化。
う~ん。
実は、せっけんを使うかどうかについて、産後まもなくから悩んでいました。
みーちゃんが産まれた助産院では(正確にはその助産院と提携関係にある治療院の先生の言葉ですが)、
「赤ちゃんにせっけんはいらないの」
と教えられました。
理由は……それどころじゃなくて(なにしろ、気力体力を出産で使い果たして、病人みたいな状態だったので)、まったく覚えていません。
たぶん、赤ちゃんは基本的に外出しないし、サラリとした母乳しか飲んでいないから、お湯だけで十分汚れは取れる、とかそういうことだと思います。
(だとすると、脂っこい物をよく食べているママのおっぱいを飲んでいる赤ちゃんや、ミルク中心の赤ちゃんは、せっけんが必要、ということになるんでしょうかね……。)
それが、生後15日に、保健センターから派遣された助産師さんの訪問がありまして(生後21日 飲みが浅いなあ~でも言及しています~)、その助産師さんが、お風呂の話か何かの流れで、さらっと、
「せっけん使ってやさしく洗ってあげてねー」
と言ったんです。
で、あれ、と思って、助産院では、赤ちゃんにせっけんは使わないで、と言われた、という話をしました。
「ああ、助産院がまた変なこと言って……」
みたいな顔をされるかと思ったら、心のそこから驚いたふうに、
「せっけんを使っちゃいけないなんて、初めて聞きましたー。なんででしょうね?」
と言われて、私も、
「なんででしょうね?」
と首を傾げて、その話はおしまいになりました。
以来、せっけんを使ったほうがいいのかなあ、と悩みながらも、なんとなくせっけんを使わずにいたのです(脂漏が気になる時などに、固形の低刺激せっけんをたまに使ったような記憶もありますが)。
ちなみに、沐浴剤も使ったことがありません。
というか、いまだに沐浴剤というものが何かよくわからない……。
ベビーバスにお湯を入れて、さら湯だとお肌がピリピリするかな、と思って、みーちゃんを入れる前に、自分の腕をお湯に浸していましたが、それとは関係ないのかな?
なお、今現在(みーちゃん5歳)は、お風呂にアスコルビン酸(ビタミンC)を入れて(塩素対策です。詳しくは、アトピー性皮膚炎と私・その1でもご紹介したアトピーを3ヶ月で治す方法というサイトをご覧ください)、せっけんはミヨシ石鹸の「無添加 泡で出てくるベビーせっけん」を使っています。
特に肌トラブルはありません。
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ミヨシ石鹸 無添加 泡で出てくるベビーせっけん (250ml) 【RCP1209mara】 価格:409円 |
お手頃価格だし、詰め替えがあるのもgoodです。
実店舗で扱っているところは限られますが、ネット上では取り扱い店舗は十分な数あります。
ということは、他の商品と組み合わせて“送料無料”にするのが比較的ラク、ということでもあります。
(今書きながら気付きましたが、みーちゃんは、もういいかげん「ベビーせっけん」を卒業するべきですねw こっち↓に移行するか)
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ミヨシ石鹸の「無添加 泡で出てくるベビーせっけん」を使い始めたのはみーちゃんが1歳くらいになった頃だったと思いますが、使ってみて、
「産まれたての頃から、これを使っておけばよかった」
と思いました。
ポンプの頭を押すと、ホントに泡の状態で出てくるので、右手でベビーを支えて、左手の親指でポンプを押しながら手のひらで泡をキャッチ、なんてことがラクにできるのです。
しかも、泡で出てくるタイプや液体のソープだと、いろんな成分が入っていることが多いのですが、このせっけんは、
「水、カリ石ケン素地、石ケン素地」
のみで、潔い。
合う合わないや好みはあると思いますが、せっけんに悩んでいる方なら、一度試してみる価値はあるんじゃないかな、と思います。
今回、このエントリを書くために、改めてインターネット上で調べてみたのですが、赤ちゃんのお肌は難しいですね。
例えば、gooベビーの赤ちゃんによくあるお肌のトラブル図鑑にも、
「カサカサするものも、ベタベタするものも、ジュクジュクするものもぜ~んぶ乳児湿疹」
なんて書かれていて、
「そんなにいろいろあるんかい!」
と突っ込みたくなります。
対策についても、
大人向けのせっけんを使うのはNG
ゴシゴシと洗うのはよくない
あたりは共通認識のようですが、じゃあ、せっけんを使うかどうか、沐浴剤を使うかどうか、使うならどれを使うかは、いろいろ。
結局のところ、赤ちゃんの肌の状態を観察しながら、あれこれ足したり引いたり、試してみるしかないみたいですね。
さて、生後79日に話は戻りますと……ちょうど季節は、夏から秋への変わり目。
急に空気が乾燥してきています。
「ということは、乾燥か? じゃあ、保湿、保湿」
そこで、せっけんで洗った後、馬油を塗ってみました。
馬油については不思議な馬油の特徴と一般的な用い方のページが詳しいです。
当時、ここの馬油を使ってました、たしか。
リニューアルして、使いやすくなった模様。
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[ネオナチュラル馬油クリーム]【乾燥肌/センシティブ/保湿ケア】 価格:1,890円 |
ただ、みーちゃんのシミは手強かった。
3日塗っても変化がなかったので、せっけんを使うのをやめて、お風呂上りに馬油だけ塗ることにしました。
それでも良くならないので、今度は、ファンケルのベビークリームを塗ってみました。
ファンケルにしたことに特別な意味はなくて、たまたま当時の私がファンケルユーザーだったというだけです(もっといい物はあると思いますが、なぜか他のメーカーに変えても、価格やら品揃えやらがちょうど良くて、また戻ってきてしまうんですよね~)。
ところが3日経っても、まだまだ、みーちゃんのシミは消えません。
この話題、続きます。
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