「ハピママ*」というサイトの【おもちゃ】保育・教育・脳科学の専門家が選んだ! アマゾン『知育・学習玩具大賞』受賞アイテムは?によると、アマゾンが「知育・学習玩具ストア」をスタートしたそうです。
国内外から数十万点ものおもちゃを集めているとのこと。
で、スタートを記念して(ということだと思いますが)、保育・教育・脳科学の観点から優れた知育玩具を表彰する『Amazon知育・玩具大賞』を発表しました。
はえある知育玩具部門・大賞に選ばれたのは、『カプラ200』!
カプラ(KAPLA)は、フランス生まれの木の板状のブロックで、一応、うちにもあります(「一応」とした理由は後述します…)。
ブロックと言うと、サイコロのような立方体を思い浮かべる人が多いと思いますが、カプラはそうではなくて、薄っぺらい直方体。
かまぼこの板をスマートにしたような形状です。
あるいは、拍子木。
実際、酉の市に出かけた際、みーちゃんは、熊手を買った時にお店の人がやってくれる三本締め(ちゃちゃちゃん、ちゃちゃちゃん、ちゃちゃちゃんちゃん)が気に入ってしまい、帰宅後、カプラ2本を拍子木に見立てて、三本締めを1人でやっていました。
カプラがいったいなぜこの形状なのかはいまだに納得いってませんが、三井ホームのpapa@homeサイト「子どもにかこつけて、イイモノ買ってみた」第5回 魔法の板「カプラ」のいろんな作品を見ていると、たしかにこれは、立方体の積み木では作れなさそうだなあ、と思います。
そのページの最後のほうで、三井ホームの「2×4工法」を、カプラで作っていまして、それがまさに象徴だと感じるのですが、カプラって、普通のブロックより建築っぽいです。
実際、「KAPLAアートブック」という絵本のような体裁の作品集がありまして、その上級編を見ると、建物の作品ばかりです。
知的要素、美的要素、ともに、普通のブロックより強いという印象です。
という次第で、カプラは超オススメなのですが、くれぐれも買う場所には気をつけてください。
カプラの模造品があるのです。
なぜ断言できるかと言うと、うちのカプラが模造品だからです……(涙)。
(以下、KAPLAブロックの商標についてのページに、
「ご購入の際は、「正規販売品」であることをお確かめの上、お買い求めください。」
とあることを踏まえて、注意喚起になればと考え、公開します。
もし問題がありましたら、ご指摘ください。)
さて、私も、おかしいな、とは思っていたのです。
必ず箱に入っているという説明冊子が入っていないし、木箱にはロゴが書かれていないし。
保育園でやっている「カプラのおじさん」のイベントは、カプラのサイトには出ていないし。
でも(数年前、まだみーちゃんが保育園児だった頃)、保育園の先生にお願いして、昔から保育園に来ている「カプラのおじさん」から買ったので、偽物とは想像すらしませんでした。
あとからわかった話ですが、そのおじさんは、以前はカプラ(本社か日本の代理店かはよくわかりません)と契約関係にあったそうですが、既に契約は終了しているそうです。
それにもかかわらず、カプラを持って保育園を回り、先生たちが興味を示したところで、
「もっと安いのがありますよ」
と、「模造品」を出すのだそうです。
すると、保育園の財政も厳しいですからね、先生たちは喜んで安いほうを購入する、というわけです。
本物と模造品、どこが違うかというと、まず、値段。
模造品のほうが安いです(しかし、あっさり捨てて正規のカプラを買うほどは安くない)。
次に、微妙にサイズが違うので、さきほど言及した「KAPLAアートブック」に載っている作品を同じように作れない可能性があります。
素材も違い、模造品は、松ヤニによって粘り気が出てくるそうです。
つまり、触り心地が違う。
さらに個人的事情になりますが、私は大学生に知的財産権について教える仕事もしているので、そういう立場にありながら模造品を買ってしまった、というのが、本当にショックでした。
「ネットはウソや偽物ばかり、信頼できるのはリアルな場」みたいなことがいまだに言われますが、少なくともこの件に関しては、180度反対でした。
という次第で、声を大にして言いたい。
カプラは、アマゾンの「知育・学習玩具ストア」をはじめとする正規の窓口から購入しましょう!
なお、「ハピママ*」の上記ページで紹介されている「STOCS (ストックス) 」については、
プレゼントのおすすめ STOCS(ストックス)で紹介していますので、よろしければご覧ください。