2007年09月

とうさまが会社を辞める(15週0日)

 ついにこの日、本当にとうさまが会社を辞めてしまいました。
「せめて、みーちゃんたーちゃんが出てくるまでは、待って」
と釘をさしたつもりでしたが(「会社辞めたい」(9週3日)を見てね)、効果はなかったようです。

「出産の翌日、夫が会社を勝手に辞めたので、『なんて無責任な男だ!』と怒って離婚した」
というような話を聞いたことがありますが、かあさま(私)に言わせれば、
〈出産まで待っただけマシ〉
 だって、出産が済んでしまえば、自分がバリバリ働くことができます。
 もちろん、産後すぐにバリバリ、というわけではなくて、ある程度の休養は必要ですけどね。

 でも、出産前に会社を辞められてしまうと、自分が生活費を稼ぐ、という方法をとることができません。
 つわりや体調不良で、バリバリ働くのは難しいし、だいたい、これから産休・育休に入るおなかの大きい女性を、喜んで雇ってくれる会社が、どこにあるでしょう……。

 というわけで、ささやかな貯金と家族の援助に頼る生活がはじまりました。
 不安がないと言ったら嘘になります。
 でも、みーちゃんたーちゃんに影響が出てはいけないので、
〈なんとかなるさ!〉
と、自分に言い聞かせています(これも胎教)。

ぺったんこ靴を買う(14週5日)

 妊娠前、妊婦の格好といえば、まず「ぺったんこ靴」が思い浮かびました。
 でも、いざ自分が妊婦になってみると、なかなか「ぺったんこ靴」には切り替えられません。
 買ったばかりのミドルヒールのパンプスに未練はあるし、丈をヒールの靴に合わせてあるから、「ぺったんこ靴」だとパンツの裾が床についてしまうし……。

 そんなわけで、この日になってやっと「ぺったんこ靴」を買ったんです。
 色は万能カラーの黒。
 前から見るとバレエシューズ風、だけど、後ろはドライビングシューズっぽいデザインの、不思議な靴です。

 履いてみると、地面に密着しているよう。
 安定感があります。
 なーんだ、もっと早く買えばよかった。
 ヒールのある靴で、転ばないように緊張しながら歩いていたのが、バカみたいです。

 ただ、この靴、出産前には結局10回も履きませんでした。
 助産院で靴下の重ね履きを命じられたうえに、足がむくんで、どうにもこうにも入らなくなったんです。
 ああ、妊婦の買い物は難しい……。

プロフィール

渡辺リエラ
1969年東京生まれ。1988年東京大学文科1類入学。1992年東京大学法学部卒業。出版社勤務、専業主婦を経て、現在、別名義にて大学講師などとして活動中。2007年7月第1子「みーちゃん」誕生。
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