地元小学校の学校公開がはじまり、なんとなく、来春の小学校入学を意識することが多くなりました。
とは言っても、特別な入学準備は必要ないと考えています。
座って先生の話を聴くことができれば、それで十分ではないかと。
じゃあ、どうやったら座って先生の話を聴けるようになるか。
いろんなアプローチがあると思いますが、1つのアプローチとして「絵本の読み聞かせ」が考えられます。
「絵本の読み聞かせ」を保育の土台・中心にしているしらさぎようちえんのホームページの「幼稚園の価値」のページでは、
「「幼稚園の価値」は、ズバリ卒園後にあると考えます。その子が活き活きと、日々意欲的に小学校生活を送れるかどうか…このことが本当に大切です。」
「小学校での生活を活き活きと送るために必須なことは「人の話を聴く力」があるかどうかです」
「元々学校というのは、生徒が「座って先生の話を聴ける」ということを前提にできているシステムなのです」
「ですからその前の段階である幼稚園はそのことをしっかりと達成できなければなりません。そのためにとても有効な方法が「絵本の読み聞かせ」です」
などと書かれています。
興味のある方は、どうぞ。
「でも、それだけじゃ不安だわ」
というママのためには、こちらの本をご紹介。
同書は、「読み」「書き」「計算」「聞く・話す」の4つに分けて、計31のポイントを指摘しています。
なお、「読み」は具体的には「ひらがながだいたい読めて3文字程度の単語を読めるようにしておく」こと。
「書き」は「自分の名前をひらがなで書けて、鉛筆の使い方になれるようにしておく」。
「計算」は「20まで数えられるようにし、たし算ひき算の意味を日常生活の中で覚えさせる」。
「聞く・話す」は「人前で話す、人の話を聞ける。話した内容を注意深く聞き取れることが大事です」。
参考までに、4つのカテゴリごとに1つずつ、これはいいなあ、と思ったポイントをご紹介しますね。
「読み」→「5 子どもあてに、毎日1行の手紙を書く」
「書き」→「9 びんのふたを開け閉めさせる」(これはモンテッソーリ教育の本にも書いてあった)
「計算」→「18 子どもは2個ずつの『ずつ』でつまずく」
「聞く・話す」→「26 レストランで自分の食べるものを注文させる」