生後2か月ともなると、だいぶ成長を実感する場面が増えます。
「アー、ウー」
と声を出すようになり、なんだか話しているみたいに思えたり。
授乳を終わらせようとすると、
「おっぱいを取り上げられるんじゃないか」
と、不安げな顔をするなど、表情が複雑になってきます。
親が離れようとすると、笑って引きとめようとする(?)知恵もつき。
最初の2か月を「赤ちゃん」と呼ぶなら、「大きな赤ちゃん」と呼びたいくらいの成長ぶりです。
プレママ日記でも何度か言及している『赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識』 (産経新聞「新赤ちゃん学」取材班著、新潮文庫) も、
「生後2カ月が、成長する上での大きな転換点」
と書いています(219ページ)。
どういうことかというと……
生後まもない赤ちゃんの動き(自発運動。原始的な反射運動ではない動き)の中で、もっともよく観察された運動パターンを、オランダのプレヒテル博士が「ジェネラル・ムーブメント(GM)」と名付けました。
このGMは脳や神経の発達を反映しているそうで、発達とともに変化していきます。
GMが最初に観察される受精後9週ごろから生後2か月ごろまで
→もがくような動き
生後2か月ごろから5か月ごろまで
→そわそわもぞもぞした動き
5か月ごろから
→手をあわせたり、ものをつかんだり、といった随意運動が見られるようになり、GMは消えていく
それから、光刺激に対する大脳皮質の反応も、2か月ごろを境に劇的に変化するそうです。
この辺りの話は、日本赤ちゃん学会サイトの会長講演 「赤ちゃんから学ぶ」にも出てきます。
最新情報が気になる方は、日本赤ちゃん学会サイトあるいは、6月29日発行の『なるほど!赤ちゃん学: ここまでわかった赤ちゃんの不思議』(玉川大学赤ちゃんラボ編、新潮社)がお役に立ちそうですよ。
この時期の変化を「生後2か月の革命」と言うらしいのですが、さて、みーちゃんに革命は起こったのか。
たぶん起きていたのでしょうが、まったく意識して見ていなかったので、GMの変化には気付きませんでした。
その頃のビデオを見たら、わかるかなあ~
たくさんの赤ちゃんを見ている専門家じゃないと、わからないのかな~?
むしろ、この頃のメモを見ると、
生後62日 2か月のプレゼントは?で触れたSassy(サッシー)のスマイリーフェイス・ラトルの鏡をじっと見ていて、ナルシストなことや、スマイリーフェイスに触ろうとしていることが書かれています。
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【Sassy】スマイリーフェイス・ラトル 824-0051【RCPmara1207】 価格:1,380円 |
トゥモローベビー 2ヶ月から持てる!32gのかみかみガラガラも買ってみたんですが、こちらは、あまり自分から触ろうとしなかったし、たまに持っても、
「あれ、間違えた!」
と言わんばかりに、ブンと捨てちゃってました。
なんでですかね?
好みかなあ~。
親としては、どれがお気に召すかわからないので、複数置いてみるしかないんでしょうね、はあ。
『赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識』には、上で書いたように、5か月ごろからものをつかむようになる、とありましたが、みーちゃんは、このころ、タオルをつかんで、引っ張って泣いていたことがありました。
泣いていた理由はよくわかりませんが、タオルをつかんでいたので、ビックリした記憶があります。
あとは、
夜中2時ごろに起きて、ごきげんなんだけど、目がランランで、ベランダから、ほぼ電気が消えている深夜の街並みを見せて、
「みんな、ねんねしているね~」
とかなんとか言いながら眠らせたこと、とか、
魚屋で「かわいい~」と次々に声をかけられたこと、
お風呂に入れている時、ひっくり返そうとして、うっかりみーちゃんの顔を水につけてしまったことがあって、号泣され、水を大量に飲み、吐いたこと、翌日、お風呂に入れようとしたら(たぶん、嫌だと)泣いたこと、
などがメモってありました。
それなりに成長は感じますが、革命という雰囲気はないですね~
ついでに、私の身体の変化のメモもご披露すると、このころ、足は妊娠前に戻りました。
出産直後は、鳥の足みたいに5本の骨が浮き出ていたのですが、もう骨は見えなくなりました。
2か月というのは、親の身体にとっても、節目なのかもしれません。
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