プレママ日記

布おむつ(36週1日)その2

 今回は、布おむつってどうよ、という話の前提として、かあさまと布おむつのかかわりについてご報告します。

 みーちゃんたーちゃん(現在2歳3か月)は、6か月くらいから1歳過ぎまで紙・布併用生活を送りました。

 まず出産前、なんとなく、
〈助産院で産むと、布おむつ生活になるのかなあ〉
と思っていたのですが、みーちゃんたーちゃんが出てきて用意されたのは、紙オムツ
〈へえ、そうなんだあ~〉
と意外に思ったものの、もともとどっちでもいいや、と思っていたので、すぐ紙オムツ生活に馴染みました。
 でも後日、同じ助産院でかあさまの2か月前に出産した知人に聞いたら、当然のように布おむつが用意されていたらしい。
「布おむつしか使えないカラダにされてしまった(笑)」
と彼女は言ってました。
 どういうことなんだろう?
 助産院に今度聞いてみよう、と思いながら、2年近く経ってしまいましたよ。

 助産院から退院した後は大変で(その辺の事情はいずれ「ママ日記」としてご報告させていただきますが)、とても布おむつに切り替える余裕なし。
 6か月くらいからようやく、日中の在宅時限定でトライするようになりました。

 そして、みーちゃんたーちゃんは、8か月から保育園に通うようになりました。
 その保育園は、紙でも布でもどちらでもOK、という保育園。
 でも、みんな紙オムツです。
 それで、みーちゃんたーちゃんも最初は紙オムツでした。

 ところが、下痢気味でお尻がかぶれてしまい、すぐ布おむつに戻しました。
 たぶん、生まれて初めての集団生活でストレスを感じたのだと思います。
 そういう意味では下痢は一時的なもので、別に布おむつに戻さなくても、いずれ治ったでしょう。

 要は、かあさまが布にしたかったんです。
 ゼロ歳児を預けることにどこか、良心の呵責というか、かわいそう、という気持ちを抱いていたんでしょうね。
〈自分は子どもを預けているけど、布おむつで頑張っているぞ〉
と思いたかった、というか。

 そう、たしかに、布おむつ生活は頑張りが必要でした。
 汚れたおむつは水をはった蓋付きバケツにためて、他の物と一緒に洗濯するのですが、何がキツイって、雨が降ろうが、体調が悪かろうが、必ず24時間に1回は洗濯をしなくちゃならないこと。
 洗濯だけだったら、何日かためてもなんとかなるけど、汚れたおむつを放置できるのはせいぜい1日。
 だから、24時間、常に洗濯のことが頭の片隅にあって、ものすごい“追われている”感がありました。

 ただね、紙オムツも2日くらいで同じ蓋付きバケツが一杯になるから、少なくとも2日に1度はゴミ出しをしなきゃいけない
 なので、
〈缶、ビンがたまったから、ついでにオムツも出しちゃおう〉
とか、常時、ゴミ出しのタイミングをはかっているような感覚はあります。
 それに、紙オムツはかさばるから、買い置きするにも限度があって、2週間に1度くらいの割合でホームセンターやドラッグストアで買います。
 だから、
〈まだ紙オムツあるかな?〉
〈今日は雨だけど、絶対、紙オムツ買って帰らなきゃ〉
とか、年がら年中、ストックの心配をしています。
 紙オムツでも、“追われている”感はそれなりにあるわけです。

 それから、子ども、とくに小さい子どもがいると、お漏らししたり転んだりで、洗濯物は山のように出るし、ご飯も食べさせないといけないし、おやつの心配もしなきゃいけないし、あちこち触ったり寝っ転がったりするから、こまめに掃除もしなきゃいけない。
 つまり、子どもと一緒の生活に、“追われている”感はつきもの、とも言えます。

 そもそも、生きている以上“追われている”感は避けられないのかもしれません。
 そう考えると、布おむつの“追われている”感も、どうってことない、と思えてきます。

 たしかに布おむつは大変だけど、その程度の大変さだ、ということですね。

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プロフィール

渡辺リエラ
1969年東京生まれ。1988年東京大学文科1類入学。1992年東京大学法学部卒業。出版社勤務、専業主婦を経て、現在、別名義にて大学講師などとして活動中。2007年7月第1子「みーちゃん」誕生。
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