見学に行った助産院の院長先生に言われて(助産所見学(8週2日)その3を見てね)、せっせとみーちゃんたーちゃんに話しかけていたかあさま。
話しかけると言っても、たいした内容ではありません。
朝起きて、
「みーちゃんたーちゃん、おはよー。今日は晴れてるねー。あったかいのかなあ。何を着ようか?」
買い物に行って、
「みーちゃんたーちゃん、ほうれんそうが安いよ。青々としておいしそうだね。おひたしにして食べようね」
かっこよく言えば、実況中継。
実のところは、独り言、みたいなもんです。
それでいいんだと思います。
でもね、買い物中に、
「あー、トマトだあー! おいしそうだなあ。食べたいなあ。でも、トマトを食べるとからだが冷えるんだよね。そしたら、みーちゃんたーちゃん、寒いよね。がまんするよー」
と、恨み節っぽくなったり、車がいっぱいの幹線道路を歩きながら、
「くさいねー。排気ガスくさいねー。なんでこんなに車がいっぱいいるんだろうねー。いやだねー」
と、ぐちっぽくなったりしてくると、どうかと思います。
みーちゃんたーちゃん誕生(8週3日)でもお話ししましたが、胎教って、要は、妊婦の不安やストレスは胎児に伝わってしまうから、妊婦はできるだけおだやかで安定した気分でいましょう、ということ。
せっかく話しかけても、恨み節っぽかったり、ぐちっぽかったりでは、もろに不安やストレスがみーちゃんたーちゃんに伝わってしまって、逆効果ですよね。
そこで、歌を歌うことにしました。
自分がほんわか幸せな気分になれて、みーちゃんたーちゃんも喜んでくれる歌は……と考えて、子守歌を歌うことにしました。
ところが、かあさまは、子守歌をろくに知りません。部分的に、
「ねーむれー、ねーむれー」
と知っていても、その先がわかりません。
なさけない。
というわけで、子守歌のCDを買いました。
今回買ったのは、「ねむの木の子守歌~ララバイ」というもの。
「モーツァルトの子守歌」のような超定番から、ガーシュウィンの「サマータイム」みたいな意外な歌まで、18曲入っています。
何度も何度も、繰り返し聴きました。
とくに気に入ったのは、「アイルランドの子守歌」。
買い物に出かけたときや、散歩中に歌います。
すると、そこは、みーちゃんたーちゃんとかあさま、二人の世界です。
すぐ脇を車がビューンと走り去っても、もう気になりません。
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