プレママ日記

ばれた!(34週3日)

 この日は、先週院長先生に連れて行かれた治療院治療院へ“連行”(33週2日)を見てください)へ行きました。
 あとからわかったことですが、難あり妊婦はすべてこちらの治療院へ送り込まれます。
 陣痛が来ているのになかなかお産が進まない、なんて時は、治療院の先生が助産院に出張して、ものすご~く太い鍼を打つそうです。

 こちらの治療院の先生のすごいところは、出産日がわかること
 妊婦の腕などをさすっていると、
〈そろそろだなあ〉
〈まだまだ〉
などと、なんとなく感じるんだそうです。

 この日は鍼を打ちました。
 実はかあさま、鍼が苦手。
 以前打ってもらったとき、針が押し込まれて周りの肉が圧迫されている感じが、なんとも言えず気持ち悪かったんです。
 この日の鍼はすっと身体に入ってきて、痛みも違和感もありませんでした。
 でも、
〈うわっ、鍼だあ〉
と思ったのが、身体に出ちゃったみたい。
「鍼、いやなの?」
 先生に聞かれてしまいました。
 なんでもお見通しなんです。
 すごい!

「くたばれ!」(33週3日)

 お腹が日に日にふくらみ、動きづらくなってきました
 精一杯踏み出して、頑張って歩いているのに、それなのに、時計を見ると、妊娠前の倍近く時間がかかっています。
 走るなんて、もう無理です。
 それでも歩かなければと、ひたすら歩いておりました。

 この日、大通りの信号が青になったので渡ろうとしたら、左折車がものすごいスピードでかあさまの目の前を通過しました。
 思わず出た言葉が、
「Fuck you!」(くたばれ!)
 ふと自分の手を見ると、手のひらを自分に向けて、中指だけ立てておりました。
 ファックサインと呼ばれる形でございまして、これもまた、
「くたばれ!」
という意味でございます。
 どちらも、生まれてから初めてのことでございました。

 たしかに、助産院に行くたびに、

「何も考えちゃだめよ~。感情に正直になるの。野生に戻るのよ~」

てなことを言われていましたが、これがかあさまの“野生”?
 これでいいんだろうか?
 微妙な気分になりました。

プロフィール

渡辺リエラ
1969年東京生まれ。1988年東京大学文科1類入学。1992年東京大学法学部卒業。出版社勤務、専業主婦を経て、現在、別名義にて大学講師などとして活動中。2007年7月第1子「みーちゃん」誕生。
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