じいじから、
「朝日小学生新聞を取ってあげる。まずは電話をして、試し読みをしなさい」
と言われたので、この1週間、朝日小学生新聞と毎日小学生新聞2紙を試し読みしていました。
で、うちが、というかみーちゃんが選んだのは、当初の予定とは異なり、毎日小学生新聞です。
私も、みーちゃんには言わなかったけれど、毎日のほうがいいと感じました。
その理由を挙げます。
1 タブロイド判と言って、夕刊紙と同じサイズなので、子どもが扱いやすい。
朝日はいわゆる新聞と同じサイズです。
2 書体や色遣いがおっとりしていて、目に優しい。
朝日は、文字が黒々としていて、カラフル、イラストも多めで、ドギツイと感じました。
ただ、これは純粋に好みの問題です。
3 必要ない情報が少ない。
朝日は広告の量が多めに感じます。
もちろん、コンクールやイベント、書籍の広告がほとんどなので、有用な情報だとは思いますが、うち(みーちゃん)にとって有用とは限らないわけで、広告はデザイン的に派手で目が行きやすい点も含め、
「ノイズが多いなあ」
と思ってしまいます。
子どもも貴重な時間・労力を使って読むわけですから、(学年的に、あるいは、関心事として)関係のない情報はできるだけ取り除いてあげたいです。
だいたい、コンクールやイベント、書籍の情報は、必要に応じてネットで簡単に集められますし。
4 やや自由研究系。
毎日にもけっこう問題が載っていますが、朝日のほうが受験に直結する、お勉強系だと感じました。
そこがいい、と言う人もいると思います。
なお、値段は月額で、朝日が1720円、毎日が1580円。
それから、ここからが大事なところですが、小学生新聞を取るなら、ぜひスクラップブックを作らせてください。
私は、スクラップブックを作らないなら、新聞を取る意味はない、くらいに思っています。
内容的な完成度は図鑑を含めた書籍のほうが上でしょうし、速報性や情報の量ではネットにかなわない。
じゃあ、新聞をどう使うかと言ったら、切り貼りするしかないと思うんですよね……。
ちなみに、大人の新聞についても同じで、私はずいぶん前に、スクラップブックの類を作らない夫に、
「もう新聞代は家計からは出しません」
と宣言しました。
以来、夫はお小遣いから新聞代を払っています(40代後半の夫は、毎日、新聞を読まないと、やるべきことをやっていないようで、気持ちが悪いらしいです)。
さて、小学生新聞の話に戻りましょう。
スクラップブックに貼る記事の選び方は何でもいいですが、オススメは、興味をもった記事、でしょうね。
ある程度たまったところで、ざっと眺めてみると、自分が何に興味をもっているか、どのように興味の対象や興味のもちかたが変化してきているかが、一目瞭然です。
数年単位でこれをやれば、「将来の進路=好きで得意なこと」もある程度見えてくると思います。
親としても、子どものスクラップ帳を見れば、今、何を感じ、考えているかがよくわかります。
もちろん、気に入った連載だけを貼って1冊の本を作るとか、間違えた問題を集めてまた解く、といった貼る記事の選び方もいいと思いますよ。
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