日本小児科医会が、スマートフォンの利用を控えるよう保護者に対し啓発活動を行っていること(スマホに子守りをさせないでなど)について、スマホは悪か?で、どちらかと言うと批判的に触れましたが、同会の「子どもとメディア」の問題に対する提言には、基本的に賛同しています。
ここで言うメディアとは、テレビ、ビデオ、テレビゲーム、携帯用ゲーム、インターネット、携帯電話など。
要は、20世紀以降に登場したコミュニケーション手段すべて、ですな(ラジオは明示されていないけど入るのかな。映画はどうなのかな。)。
具体的な提言としては、
・2 歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
・すべてのメディアへ接触する総時間の目安を1 日2 時間までとしましょう。テレビゲームは1日30 分までです。
などが挙げられています。
逆に言うと、私は、その条件内であれば、めいっぱい、テレビやビデオやインターネットを見るべきだと思います。
という次第で、オススメのテレビ番組をご紹介します。
まず、視聴方法についてですが、予約による録画視聴をオススメします。
理由は、3つ。
1 生活時間帯と放映時間がずれていることが多いから。
2 録画であれば、「続きはあとで」と言えるから。
3 お子さんは気に入った番組を何度も観たがると思いますが、「いいかげんにせい」と思っても、何度でも観せてあげてほしいから。
それから、オススメの多くはNHK Eテレの番組です。
理由は3つ。
1 受信料以外の追加出費がない。
2 品質が安定していて、種類も豊富なので、子どもに合った番組をみつけやすい。
3 出演者が豪華。
例えば、私がこれまでで一番たまげたのは、ざわざわ森のがんこちゃんのオープニングの歌を、演歌歌手の瀬川瑛子が歌っていること。
親目線で言えば、自分が知っている人だらけなので、子どもと一緒に観て楽しめます(子ども1人で観せるより、話しながら一緒に観るのがいいと思いますよー)。
では、科目別に行きましょうかね。
まずは、英語から。
これは、えいごであそぼから入り、物足りなくなったら、「小学生のためのオールイングリッシュプログラム」のプレキソ英語を繰り返し観ましょう。
その次は……お任せします!
国語はまず、齋藤孝先生総合指導による幼児向け国語番組
「にほんごであそぼ」からスタート。
3月31日(月)から、朝6:35~6:45の放送になるそうです。
中村勘九郎さん、ご子息の七緒八さん、藤原道山さん、白Aなど新たなメンバーも加わるとのこと。
「にほんごであそぼ」には改めて触れたいので、次に行きます。
※「にほんごであそぼ」のススメをアップしました。
「絵本の読み聞かせが苦手で……」
「頑張って絵本を読んでも、子どもが聞いてくれない……」
とお悩み中の方は、てれび絵本を試してみてください。
落語を紹介した「えほん寄席」もありますよ。
おはなしのくには13年度からリニューアルされて、対象が小学校1~3年生から幼稚園・保育所にも広がり、時間も短く10分になりました。
番組ホームページで動画が観られるのは良いのですが、リニューアル後は、みーちゃん、観なくなりました。
おそらく「こどもっぽいから、もうみない」と思っているんだと思います(まだまだ十分子どもなんですけどねw)。
それはともかく、リニューアル前は何度も録画を観ていました。
名だたる俳優さんたちの一人芝居の迫力、を感じたのだと思います。
みーちゃんの一番のお気に入りは、大倉孝二演じる「ふるやのもり」。
BGMの和太鼓もかっこよく……。
私のお気に入りは、室井滋の「ふしぎの時間割」。
自分が小学生だった頃を思い出して、キューンとしちゃいます。
その他の回については
ウィキペディア「おはなしのくに」を参考に検索すると、NHKの該当ページを見られると思います(TOPページから階層を下りれば、ちゃんと過去の記録も見られるようにしておいてくださいー)。
おはなしのくにクラシックは小学校3~6年生を古典の世界へといざなう番組。
大人が見ても面白いですよ。
息切れしてしまったので、今回はここまで。
【続編のご紹介】
テレビで子育て――算数・理科・社会・音楽・体育
テレビで子育て――ノンジャンル
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