幼児教室や塾に通わなくても、お金をかけなくても、子どものためにやってあげられることは、きっとあるはず。
東京大学法学部を卒業して19年、その間に見たこと聞いたこと考えたことを総動員して取り組む、初めての育児の記録です。
この日はあまり胎動を感じませんでした。
とくに動き回ったわけでもなく、いつもどおりの生活だったのですが。
胎動がはっきりしてきたところだっただけに（胎動に意志を感じる（23週3日）を見てくださいね）、なんとなく心配。
そうなんです、健診などを別にすれば、胎児が生きているかどうか、異常がないかどうかは、胎動の有無でしかわからないんです。
これだけ科学技術が発達しているんだから、どうにかならないんでしょうかねえ～。
たとえば、妊婦になると自動的におなかが、水族館みたいにガラス張りになるとか。
……。
あほか。
心配ばかりしていてもしかたないし、胎教にも悪いので、こんなふうに、なるべくそのことは考えないようにして、のんびり過ごします。
胎教って、要は、妊婦の不安やストレスは胎児に伝わってしまうから、妊婦はできるだけおだやかで安定した気分でいましょう、ということなわけで。
そうは言っても、もうすぐ助産院での初健診。
それまでは、ちょっとドキドキです。
暖かくなってきました。
おなかも大きくなってきて、体重が増えすぎないように気をつけないといけません。
本格的に“お散歩”（ウォーキング）に取り組もうと思いました。
そろそろ紫外線が気になる季節です。
したがって、帽子が必要です。
早速、つばの広い帽子を探します。
お散歩のときは、手に何も持ちたくありません。
だけど、日に日にでっぱってきているおなかに、ジョギング用のウエストバッグは無理です。
したがいまして、斜めがけできるような小さなバッグを探します。
お察しのとおり、形から入るタイプの人間なんです（笑）。
帽子は、サーファー御用達ブランドＲＯＸＹ（ロキシー）
片方がモノトーン、もう片方が鮮やかなブルーの、リバーシブル。
値段は4000円くらいだったと思います。
いかにもサーファーっぽい雰囲気にためらいましたが（だって、かあさまはサーフィンを一度もやったことがないんだもの）、結果は大正解。
コットンだからジャブジャブ洗えるし、街中でもオシャレに見えるし、つばが広いから首までカバーしてくれるし。
とうさまは、
〈派手すぎて、一緒に歩くのが恥ずかしい～〉
と言いますが……無視！
バッグは、小さな幼稚園バッグみたいなのを買いました。
フランスのＬＥＳ ＴＯＩＬＥＳ ＤＵ ＳＯＬＥＩＬの物です。
値段は6000円弱だったと思います。
白と黒のストライプ柄……要は、バーコードみたいな柄です。
小粋で、いかにもフレンチカジュアルな雰囲気が気に入りました。
しかも、お財布に小さなペットボトル、タオルハンカチ、ティッシュ……。
必要な物がちゃんと入るし（やや無理矢理ですが）、シンプルだから、どんな服にも合います。
とうさまは、
〈集金袋みた～い〉
と、言いますが……気にしません！
