世の中便利になっていまして、Google先生に聞くと、どういう検索のしかたで皆様がこのサイトにいらっしゃるか、ということもわかるようになっているのです。
(もちろん、誰が、というところまでは特定できませんので、ご安心を。)
つまり、検索ワードのランキングがわかるわけなんですね。
で、このサイトの場合、ランキングのトップは「妊婦 献立」「母乳 献立」みたいなワードで、それはまさにこのサイトの設置目的に合致するものであり、当然とも言えるわけです。
ところが、だいぶ前から「久保建英」「久保建英 父」のようなワードが上位に入っていまして、でも、該当するエントリは久保建英くんはどのように育てられたか1本しかないのです。
多くの方々をがっかりさせているなあ、と申し訳なく思いつつ、私はサッカーは全くの門外漢なもので、うかつなことも書けず、悶々としていたのでありました。
そこへ、たまたま今日こんなステキなページを見つけたので、喜び勇んでご報告します。
「息子・建英のバルサ入団まで」
気になった記述を引用しつつ、コメントさせていただきますと……
「最初から海外を目指していたのではなく、日本でできる練習や指導を受けるうち、建英自身が「バルサに入りたい」と言い出したのです」
それが、6歳の時だったそうです。
お父さんは「筑波大学在学中に蹴球部に所属していましたが、トップチームの選手ではありませんでした」
やっぱり心得はお持ちだったのですね。
そうじゃないと、なかなか「随時情報を集めながらの挑戦」は大変だと思います(もちろん、心得があっても大変だったと思いますが)。
「出勤前の毎朝1時間と休みの日には、ずいぶん一緒に遊びました。小さな子どもと一緒に体を動かすのは楽しいですよね。サッカーの練習をさせた、というより、私自身が楽しかったのです」
「子育てを始めた頃、自分が親として何をしてやれるかを考え、サッカーなら親子一緒に楽しめるかもしれない、と思ったのです。後は、建英自身が道を切り拓いているだけです」
いいなあ、こう言える親でありたいと、私も思います。
親も心の底から楽しむ、子どもが楽しみはじめたら、そっと下がってサポートに徹する。
理想です。
やはりと思ったのは、外遊びに徹底的にこだわったという話。
「子どもが外で「はだしになっていい?」と聞いてきたとき、「いいよ」と言ってあげられるかどうかは、大きな分かれ目かもしれません」
これ、よくわかります。
別の機会に詳しくご紹介しようと思っていますが、はだしはいいんですよ、子どもの足に。
偶然ですが、先日、公園で、初めてみーちゃんから、
「はだしになっていい?」
と聞かれて……帰る時に足を洗って拭くタオルは持ってるか、あるいは、家の中が泥だらけになるか、とか、ガラスのかけらを踏んで血だらけになるか、とかいろんな思いが瞬間的に頭の中を駆け巡り……でも笑顔で、
「いいよ!」
と即答しました。
うちのパパだったら、絶対ダメと言うだろうな。
家の中が汚れるとか、怪我をする、とかを、まず考える人だから。
他方で素晴らしいのは、インドア活動もきちんとなさっていること。
「私も妻も本を読み聞かせてもらって育ちましたので、ごく自然に建英にも同じことをしました。双方の両親から届いたため、家には400冊くらいの絵本があります」
400冊?
ちょっとびっくりです。
“ただ者ではない”感が漂っております。
うちもかなり本の多い家庭のほうだと思いますが、それでも100冊くらいかと。
もちろん、数が多ければいいという話ではありません。
問題は読み方、読み聞かせ方ですが、それも素晴らしい!
「建英は今でも、わからないことがあると積極的に質問する、と言われますが、本を読んでいる時、わからないと止めて聞いていました。こんなふうに、自分のペースで読み進めるのが読書の良いところです」
そうそう。
大勢に読み聞かせている時はしかたありませんが、一対一の読み聞かせや、子どもひとりで読んでいる時は、子どもの疑問やつぶやきや呼吸に付き合ってあげたいですね。
「読み終わるまで静かに!」
「早く読もうよ」
なんて言わないであげたいです。
要は、お父さんが、入団の経緯やこれまでの子育て、サッカー育成歴についての本を出されていたわけです、この5月に。
しかも、我が古巣から。
もっと早く気づけよ……私……orz
【追記】2013.9.3
久保建英くんはどのように育てられたかの【追記】で関連エントリや、他サイトのオススメ記事をご紹介しています。ぜひご覧ください。
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